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北海道はお盆を過ぎると「短い夏が終わってしまった…」という感覚があります。
9月に入ると気候も涼しくなるので、実はキャンプをするには最適なシーズンとなります。
「真夏のキャンプ=虫、汗」などのネガティブイメージも9月になると徐々に減っていきますよね。
今回は9月の第一週に行ってきた北海道最大のサイト数で日本でも有数の規模を誇る「オートリゾート苫小牧アルテン」でのキャンプリポートを書かせていただきます。
オートリゾート苫小牧アルテンとは

北海道苫小牧市にある「錦大沼公園」内にあるオートキャンプ場で、サイト数は200を誇りバンガローやコテージなど様々なキャンプスタイルを味わうことができます。
北海道では数少ない「通年営業」なので、冬でもキャンプを楽しむことができるんです。
歩いて行ける距離に温泉があり、レンタル用品も充実しているので「すべてが揃っているキャンプ場」といっても過言ではありません!
圧倒的なサイト数

苫小牧アルテンの最大の魅力は何と言ってもサイト数の多さです。
オートサイトは大きく分けて「みずなら」「からまつ」「しらかば」に分かれており、「みずなら」の一部がフリーテントサイトとなっています。
場内中心部にあるコテージ村には、「バンガロー」「キャビン」「ロフトハウス」「デッキハウス」「ログハウス」と多種多様なコテージ郡が連なり、ソロキャンプから大人数のグループキャンプまで様々なスタイルを楽しむことができます。
オートサイト
みずならサイト
センターハウスの右手に位置するのがA~Eの「みずなら」エリアで、近くには「あそんで池」や花火ゾーンがあるので小さなお子さんがいるファミリーキャンプには最適な場所となっています。
A・Bはフリーサイトとなっていますが、サイトを囲むように駐車場があるのでテントまでの距離が近くて荷物運びもそこまで負担ではありません。サイトスペースはしっかり区画分けされているので、フリーサイトというよりは「セミオートサイト」と言った方が正しいかもしれません。
センターハウスが近いのも便利です。

からまつサイト
センターハウスの左側に位置し、広いスペースが確保されていてペットも連れていける高規格なオートサイトです。
個別の電源と炊事場があり、キャンピングカーにも対応している「F・J・K・L・M」
電源、TV端子がある「G」、個別電源のみがある「H」に分かれています。
サイト間が広いので人目を気にせずのんびりキャンプができます。
センターハウスも割と近く、芝生広場ではバドミントンやキャッチボールなどを楽しむことができます。

しらかばサイト
道路を挟んでセンターハウスの向かい側にあるのが「しらかばサイト」です。
周りを木々に囲まれた自然豊かなオートサイトで、近くには冒険広場やテニスやバスケットボールができる多目的コートがあります。
しらかばサイトはセンターハウスからは少し離れていますが、敷地内にはトイレ、炊事場、シャワーなどがある「サニタリーハウス」があるので不便ではありません。
また、すべてのサイトがペット同伴可能となっています。

コテージ村
バンガロー

バンガローはからまつサイト内にあり、ウォシュレット付きトイレ、マットレス、炊事台、テレビ、ストーブ、テーブルなど最低限必要な設備が整っています。
定員4名でロフトタイプのベッドが付いています。
ロフトハウス

バンガローの設備にガス台と椅子が付きます。
定員は5名でファミリーに最適です。
ログハウス

定員6名のゆったりサイズで、ログハウスにはお風呂が付いています。
独立したベッドが2つあり、2階は和室になっています。
もちろん寝具付きです。
こちらもファミリーや友達同士のキャンプで楽しめます。
デッキハウス

バリアフリーで広々としたベランダが付いているので車椅子の方でも気軽に宿泊することができます。
ログハウスと同じお風呂付の定員6名タイプです。
キャビン

こちらは大家族やグループでも泊まれるコテージ村最大定員9人のキャビンです。
広々とした2階ホールは吹抜けになっていて開放感があります。
ハイシーズンは予約が取れない!
前置きが少し長くなりましたが、ここからは我が家のキャンプリポートを書かせていただきます。
オートリゾート苫小牧アルテンは道内では人気のキャンプ場なだけあって、7月、8月のハイシーズンは予約を取ることが非常に困難です。
今回、7月の時点で最短で予約が取れたのは9月の上旬でした。
ここ数年のブームもあり、人気のキャンプ場は大体このような状況ですよね。

ただ、冒頭でも書いた通り9月はキャンプをするのに最高の時期です。
当日雨が降らないように祈りながらキャンプ当日が来るまで首を長くして待つことにしました~。
いざ出発です!
今年のキャンプは何故か天候に恵まれず、1日目か2日目のどちらかで雨が降る傾向があります。
週間天気でも雨の予報が出たり消えたりとなかなか安心させてくれません…。
しかし、今回は願いが通じたのか当日の朝は「快晴」でテンションも上がってきました。
支度を済ませチェックインの12:30に合わせて出発です!

アクセス
私が住んでいる札幌市からは道央自動車で苫小牧方面へ向かいます。
苫小牧西ICで降りて約6km進むと広大な面積を誇る「錦大沼公園」の看板が見えてきます。
公園に入り1km先にオートリゾート苫小牧アルテンの入場ゲートがありました。
自宅から1時間強で到着したのでドライブには程良い距離ですね。
今回も着くのが早すぎた…
いつも早めに到着する我が家ですが、今回は張り切り過ぎて1時間も早い到着です…。
チェックインの時間にならないと入場ゲートが開かないので、とりあえず公園内を散策することにしました。
ゲートの手前には日帰り入浴もできる温泉「ゆのみの湯」があります。
キャンプ場からは歩いて行ける距離にあるので多くのキャンパーたちもこちらを利用しているようです。

隣りには持ち込みでバーベキューを楽しめる「バーベキューコーナー」があります。
食材はこちらで購入することもできるので手ブラで行くことも可能です。

園内は広くて遊具なども点在しているので、早く着いてしまっても大丈夫です。
我が家が宿泊するサイトは?
2か月前に何とか予約を入れることができましたが、コテージ村以外に空いているのが「しらかばサイト」しかありませんでした。
スタッフさんに聞いてみると、予約は「みずなら」「からまつ」から先に埋まっていくようですね。
今回はどこでも良かったのでしらかばサイトを押さえてもらいました。
こちらは使用するサイトは当日チェックインの時まで解りません。

しらかばサイトは落ち着ける場所

しらかばサイトを入ってすぐに炊事場、トイレ、シャワー、自動販売機がある「サニタリーハウス」が見えてきました。
こちらのサイトはセンターハウスから少し離れているので、この施設があることによって快適に過ごせます。
近くには公園や多目的コートがあり、道具をレンタルしてテニスやバスケットボールも楽しめます。
何よりメイン施設のセンターハウスから離れているので、人通りが少ないのが良いですね。
周りを木々に囲まれているので静かにキャンプを楽しみたい方にはおすすめのサイトです。


セッティング開始
まず最初にやるのがテントの設営ですね。
もう慣れたものでセッティングにもさほど時間がかかりません。
やっぱり車が横付けできるオートサイトは楽です!

【今回建てたのはこのテントです】
値段もお手ごろで初心者が一人でも設営できるコールマンの「BCクロスドーム270」
キャンプ入門用のモデルとされていますが、上級者こそその良さがわかる「コスパ最強のテント」です。
慣れると大人2人で20くらいで完成します。
4~5人用なので子供が2人いるファミリーにピッタリのテントです。
タープも初心者入門モデル。UVPRO&耐水圧1500mmと値段の割に高機能。

場内は広くて移動が大変
苫小牧アルテンはとにかく場内が広いので全てのサイトを見て回るのは結構大変です。
そのため、こちらには様々なタイプの自転車や電動歩行器がレンタルで用意されています。
我が家も二人乗り自転車をレンタルしてリゾート気分を満喫しました。

センターハウスの裏にある芝生広場ではキャッチボールやバトミントンなどができます。
芝生もきれいに整備されていますね。
翌日はやはり雨…
1日目天気が良くて最高のキャンプ日和でしたが、実は翌日の朝は雨の予報が出ていました。
今回もまた雨か…と思いながら就寝、朝は雨がテントに当たる音で目を覚ますこととなりました。
意外に結構降ってる…
リアルタイム天気予報をみると降水量は「3ミリ」です。
テントとタープは防水なので特に問題はないのですが、テントが濡れたまま撤収するのは何とか避けたいところです。
キャンパーさんは誰もが経験されていると思いますが、後日テントを広げて干すのは場所も必要ですし、結構な手間ですよね。
願いは通じた!
「今は降ってもいいが、撤収の1時間前には晴れてくれ」と思いながら朝食を食べていたら、願いが通じたのか雨は弱くなり、なんと次第に青空が出てきました!
気温は高かったのでテントは見る見る乾いていきます。
何とか帰ってからの「テント干し」は免れることができました。
良かった…。

最後に…
「オートリゾート苫小牧アルテン」は場内がとても広いので散策をしているだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいます。
自然豊かな場所なのでカブトムシをはじめ昆虫もたくさんいます。
ちなみに公園内(キャンプ場外)には鹿のうんちがゴロゴロ落ちていました。
夜中に野生動物たちがたくさん現れるようですね。

ここは温泉があり、パークゴルフやカヌーなどのアクティビティも豊富にあるので「1日では足りないな~」と私は感じました。
次は是非ともゴールデンウィークや夏休みを利用して連泊で来てみたいです。
そのうちコテージ村にも泊まってみたいですね~。
最後までお読みいただきありがとうございました。
基本情報
住所 | 〒059-1265 苫小牧市樽前421-4 |
電話番号 | 0144-67-2222(予約9:00~18:00) |
営業期間 | 通年 |
ウェブサイト | https://arten-camp.co.jp/camp/index.html |
チェックイン | 12:30~17:00(コテージ村14:30~17:00) |
チェックアウト | ~11:00 |
場内施設 | センターハウス、売店、シャワールーム、コインランドリー、ウォシュレットトイレ、冒険広場、あそんで池、ゴミ捨て場 |
特記事項 | AC電源サイト、ペットサイトあり、温泉あり、花火は手持ちのみ(専用スペースにて) |
キャンセル | 4日前まで無料、3日前~前日利用料金の20%、当日50%、連絡なし100% |
禁止事項 | 直火、発電機、夜間の騒音等、他人に迷惑をかける行為等 |
テントサイト料金表
4~10月(通常料金) | 4~10月(平日料金) | 11~3月 | |
---|---|---|---|
みずなら A・B | 3,300円 | 2,310円 | — |
みずなら C・D・E | 4,400円 | 3,080円 | 2,200円 |
しらかば P・Q・R・S | 5,500円 | 3,580円 | — |
からまつ G | 6,050円 | 4,235円 | 3,025円 |
からまつ H | 6,050円 | 4,235円 | 3,025円 |
からまつ J・K・L・M | 6,600円 | 4,620円 | 3,300円 |
からまつ F | 6,820円 | 4,774円 | 3,410円 |
コテージ村料金表
4~10月 | 11~3月 | |
---|---|---|
ログハウス | 24,000円 | 16,800円 |
デッキハウス | 23,000円 | 16,100円 |
キャビン | 18,000円 | 12,600円 |
ロフトハウス | 14,500円 | 10,150円 |
バンガロー | 9,000円 | 6,300円 |
評価レビュー
項 目 | 評 価 |
---|---|
ロケーション (自然、景観の良さ) | |
設 備 (施設、売店の充実度など) | |
清潔度 (サイト、炊事場、トイレなど) | |
周辺環境 (近くに温泉、コンビニなど) | |
アクティビティ (遊戯施設、イベントなど) | |
総合おすすめ度 |
ポイント
【オートリゾート苫小牧アルテン】は北海道最大規模の高規格なキャンプ場です。
- 手ぶらキャンプができる
- バンガローやコテージが多い
- 通年営業
- 管理人24時間常駐
- 自転車などレンタル品が充実
最後までお読みいただきありがとうございました♪
