森のバンガローで自然を満喫!【道民の森・月形地区】で夏キャンプ

\ 欲しいものが見つかる! /

北海道は「お盆を過ぎたら夏が終わる」と言われていますが、連日真夏日が続く今年はまだまだ終わる気配がありません。

夏休み最後の週末のこの日も、予想最高気温は31℃となっており、前回の「オートリゾート苫小牧アルテン」のように「滝のような汗」を流しながらのサイト設営を覚悟しての参戦となります。

目次

道民の森キャンプ場「月形地区」とは

3つのエリアに分かれている「道民の森キャンプ場」の中でも、「月形地区」は、「フリーテントサイト」と「バンガローサイト」が区画されており、オートサイトはありません。

そのため、荷物は駐車場からリアカーでの搬入となります。

管理事務所で受付を済ませて、森の中をさらに1キロほど進むと、突然このような「バンガローの集落」が現れました。

山道を進むと突然「集落」が現れる
木工芸館(管理棟ではありません)

森の中に静かにたたずむキャンプサイトは、昆虫採集や天体観測などの自然体験学習や木工や陶芸などの体験施設もあります。

ファミリーキャンプには最適なキャンプ場ですね。

基本設備として管理棟、炊事棟、トイレ棟があり、管理棟ではコンロ等のレンタルや消耗品の販売もあります。

こちらは管理棟ではなく「木工芸館」。トイレは左側面にあります。

男子側で小便器が4つ、大便器は洋式2(ウォシュレット付き)、和式1とキャンプ場の規模としては十分な設備です。

炊事棟も広さは十分!ただしお湯は出ません。

炊事場には作業台、野外炉も付いています。

サイト選びは先着順!

チェックインの1時間前に到着しましたが、バンガローは既に半分以上が埋まっておりました。

こちらは、道民の森「一番川キャンプ場」同様、先着順に好きな場所を選ぶシステムです。

前日の宿泊客がいなければ、午前9時30分から入ることができます。

ちなみに、正式なチェックイン時間は14:00となっています。

やはり、トイレ、炊事棟に近い区画からどんどん埋まっていくので、場所を選びたいなら早めにチェックインするのがおすすめです!

区画により広さも様々

月形地区のバンガローは「4人用」と「10人」用があり、全部で「16棟」ありますが、私が受付をした13時には、わずか4棟しか残っておりませんでした…。

画像出典:道民の森「月形地区」キャンプ場

残された中で一番駐車場に近い「13番」サイトを選ぶことにしました。

ちなみに、距離は駐車場から一番遠い「1番」で300mくらい、「13番」までは200mくらいと感じました。

炊事棟やトイレから近い区画を選ぶと、道線が1本しか無いので常に他のキャンパーが目の前を横切ることになります。

落ち着きたい方は少し遠くても奥の方のサイトを選んだ方がよさそうですね。

サイト設営開始

今回はバンガロー泊のため、テントの設営がありません。

その分、気持ちは楽ですが到着時にはすでに30℃を超えていた為、搬入だけでも汗が噴き出てきます。

リヤカーで運ぶサイトまでの道のりも長く感じてしまいます…。

4人用バンガローサイトは区画が狭い為、ある程度スペースを必要とする「オープンタープ」は設置場所や道線を考えなければなりません。

このような場所では、省スペースで張れる「スクリーンタープ」があると便利ですね。

左「オープンタープ」右「スクリーンタープ」

我が家は最近、バンガロー泊も多くなってきているので、スクリーンタープの購入も検討しなければなりません。

各サイトにはテーブルとベンチが備え付けられています。自由に動かせるので使い勝手もよくて大活躍でした!

バッタの里??

設営も終わり、ひと段落したところで、場内の散策開始です。

ここは森の中ということもあり、とにかく虫が多いのです。

到着時から思っていましたが、特に「バッタ」の数が凄まじく、歩いてるだけで体にバシバシ当たってきます。

地面もバッタの死骸だらけで、「バッタの里」に迷い込んだ感覚に陥ってしまいます。

駐車場でバッタの親子がお出迎え(^_^;)

他にも、小鳥くらいある「巨大な蛾」やトンボ、蝶などがそこらじゅうを自由に飛び交っています。

小川には珍しい生物が…

キャンプ場の中央には小川が流れているのですが、こちらで都会であまり見ることができない「ドジョウ」がたくさん泳いでいます。

網と虫かごを持った子供たちが声を掛け合いながらドジョウを捕まえています。

キャンプ場には小川が流れている
チームワークでドジョウを捕る子供たち

ドジョウは意外に動きが速くて捕まえることができません。

ドジョウ博士の子供に捕り方を教えてもらい、悪戦苦闘しながらも、我が子もなんとか3匹捕まえることができました。

けっこう立派なドジョウです♪

このあと、ドジョウが弱ってくる前に小川に帰してあげました。

札幌市では体験できない貴重な時間でした~。

夕食までの間、小腹が空いたので私はこっそりカップ麺をいただきます。。

万が一のために用意するカップ麺だが、必ず食べてしまう…。

しかし、何故アウトドアで食べるカップ麵は美味しく感じるのでしょうか…。

実は、脳科学的な理由があるそうで、「快楽の報酬」として考えると、何の変哲のないカップ麵でも、準備に手間をかけたり、辛い思いをして得た達成感、また、大量のカロリー消費(特に塩分)で味が濃いカップ麵などは普段以上の美味しく感じるそうです。

かんたんバーベキュー

昆虫採集や川遊びを満喫したところで、大人は夕食の準備に取り掛かります。

本日のメインメニューは、生ラム肉です。

普段、ラム肉を買うことはほとんど無いのですが、スーパーで試食したところ、とても柔らかくて美味しかったで即買しました。

生ラムなので、塩でもタレでもいけますね。

我が家の定番メニュー「カマンベールチーズ」に付けても美味しくいただけました~♪

今夜のメインは生ラムとモチベーコン

子供が嫌いなわけがない「モチベーコン」も炭火でこんがり焼くと最高です!

子どもの鉄板串のモチベーコン

もう一つのメインメニューは「牛肩ロース」ステーキです。

こちらも値段の割に柔らくて、焼き加減も絶妙だったので、急遽ステーキ丼を作ることにしました。

「焙煎にんにくの焼肉のタレ」がよく合います。

締めのステーキ丼

幻想的なイルミネーション

陽が落ち、辺りが暗くなってくるとランタンの灯りが徐々に増えていきます。

場内のLED灯やバンガローの室内灯なども合わさって、気が付くと辺り一面は幻想的な雰囲気に包まれていました。

この光景もキャンプ場の醍醐味の一つですよね。

イルミネーションがいい感じ~
まるで映画のセットのような雰囲気です。

シャワーか温泉か

管理棟には、20分300円で利用できるシャワー室が3つあります。

温泉までは、ここから約10キロも離れているので悩みどころではありましたが、翌日のチェックアウトが12:30とゆっくりできることもあり、温泉に向かうことにしました。

山道を下ること約15分、月形温泉「ゆりかご」に到着です。

この温泉には、道民の森にある3つのキャンプ場と隣接する「皆楽公園キャンプ場」のキャンパー、そして町民の方もたくさん利用するので、休日はけっこう混み合うそうです。

この日も洗い場は常に満員なほど賑わっていました。

月形温泉「ゆりかご」

月形温泉「ゆりかご」は、優しい肌触りが特徴の塩化物泉で、神経痛や関節痛、冷え症などに効果があります。大浴場には「浅湯」と「深湯」があり、露天風呂やテレビ付きのサウナもあります。黄色みがかった天然温泉は体の芯からよく温まり、昔から地元民に愛されています。

そういえば、温泉までの道中でかわいい「子狸」を4~5匹引き見かけました。ここは「タヌキの里」でもあったようですね。

キャンプといえばやっぱり「焚き火」

キャンプサイトに戻り、大人のメインイベント「焚き火の時間」です。

火付けもだいぶ慣れてきました。
癒されますね~

私はこの「焚き火」をする時間を中心にキャンプのスケジュールを組んでいます。

ですので、焚き火ができないキャンプ場へは基本的には行きません。

アルコールも入り、身も心も整ったところで就寝の準備に取り掛かります。

4人用にしては十分過ぎる広さです。

バンガローの中には2段ベッドが2つ付いていますが、この暑さなので床にコットを広げて寝ることにしました。

4人用にしては十分過ぎる広さで、床面もコットが4つくらい置けるスペースがあります。

備え付けのテーブルと椅子もありがたいですね。

予報には無かった突然の雨…

そっとドアを開けると…

朝目覚めると、なにやら雨音らしきものが聞こえてきます。

恐る恐る外に出てみると、結構な量の雨が降っていて、サイトがびしょびしょに濡れているではないですか…。

今回天気予報では、雨の予報は出ていなかったはずです!

昨夜は雨が降るとは思っていなかったので、キャンプギアは適当に散らかしたまま就寝しておりました。

サイトは悲惨な状況に…

あわてて荷物をタープの中に移動させましたが、時すでに遅しです…。

タープも経年劣化で所々雨漏りしています。

やはり、寝る前にはしっかり片付けるべきだと反省いたしました。

しかし、これも良い経験ですね…。

さいごに

今回初めてこの「月形地区」に来ましたが、思っていたより隣りとの間隔が近く、バンガローを挟んだ通路も狭いです。

区画が広いバンガローを選びたいなら、早めにチェックインをして、タープを張るなら「スクリーンタープ」を用意しましょう。

森の中にひっそり佇む「小さな集落」は、都会では決して体験できない「非日常」を思う存分味わうことができます!

最後までお読みいただきありがとうございました♪

アクセス

札幌市 ~ 54km 1時間20分
旭川市 ~ 100km 2時間(高速道路使用)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次