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はじめに

7月末、真夏の日差しの下、久しぶりに支笏湖のモラップキャンプ場へ行ってきました───。
こちらに訪れるのは10年ぶりなので、リニューアル後初のキャンプとなります。


この日は気温が30度近くまで上がり、風もかなり強くてテントの設営はひと苦労。でも、湖畔に広がる景色を眺めていると、その大変さも忘れてしまうくらい癒されます。
この日は、平日だったので空いているかと思いきや、ちょうど夏休みシーズンだったので、家族連れやグループキャンパーでけっこう賑やかでした。
去年訪れた美笛キャンプ場とは湖を挟んで反対側にあるので、日差しの具合を読み違えてしまい、西日に悩まされるハプニングも…。でも、そういった予想外のこともキャンプならではの楽しみなのです。

強風との戦いから始まった設営

モラップキャンプ場に到着したのは午後3時ごろ。天気は快晴で気温はぐんぐん上がり、すでに30度を超えていました。さらに風速5メートルほどの風が吹きつけていています。
モラップキャンプ場のフリーサイトは、大まかに分けると「利便性と安全重視の管理棟付近」と「静寂と絶景で自然を満喫できる湖畔奥」のサイトからなります。
今回は、トイレや炊事場から近く、さらに駐車場のすぐ後ろにテントを張れるということで、中間地点にサイトを設営しました。



今回持参したのはコスパ最強の組み合わせDODの「カンガルーテント」と「いつかのタープ」
タープは風速5mの風で煽られ、ペグダウンしてもなかなか落ち着かず、汗だくでの格闘となりました。
ワンタッチで設置できるカンガルーテントを持ってきたのは正しい選択でした。

やっとのことで形になったと思ったら、太陽の角度を計算し損ねていて、西日をまともに浴びるポジションに…。去年行った美笛キャンプ場とは太陽の動きが異なることを、すっかり忘れていたのです。
これも実際に行ってみないとわからない経験ですね〜。
タープやシェルターの中に設置して使う“寝室専用テント”として人気のDODのカンガルーテント。全面メッシュ仕様で通気性が高く、夏は涼しく蚊帳代わりになります。私が使用する「3人用」では大人2人と子ども1人寝られるサイズ感で、ソロではゆったりとくつろげます。とにかく軽量コンパクト、設営はたったの5分でできてしまいます。専用のグランドシートが付いているのも嬉しいところです。


湖畔を散策、支笏湖の夏を感じる

設営がひと段落してからは、夕食までの時間を使って場内を散策。夏休み期間ということもあり、子どもたちが水遊びや虫取りに夢中になっている姿が見られました。
キャンプ場の前に広がる支笏湖は相変わらず透明度が高く、湖面にはカヌーやSUPを楽しむ人々の姿がちらほら。これが夏の支笏湖の風物詩ともいえる光景です───。


湖畔からは恵庭岳や樽前山を一望でき、その雄大な景色は何度訪れても息をのむほど…。まさに「絶景キャンプ」という言葉がぴったりで、強風や西日との格闘で疲れた気持ちも一気に癒されました。
ソロならではの気ままな晩ごはん

夕方になるとようやく風が落ち着き、のんびりと焚き火とBBQの準備に取り掛かります。ソロキャンプの醍醐味はなんといっても「好きなものを、好きなだけ、気ままに食べられること」です。
今回はシンプルに肉を焼き、あとはコンビニで調達したおつまみを並べただけ。凝ったメニューはありませんが、誰に気を遣うでもなく自分のペースで食べて飲む時間は、格別の贅沢ですね。


湖畔で揺れる焚き火の炎をぼんやり眺めながら、徐々に夕暮れ色に染まる空と湖面を見ていると、『やっぱりソロキャンプはいいな〜』としみじみ感じます。
日が沈んでも支笏湖の美しい景色は目を楽しませてくれ、静かな時間の中でキャンプの醍醐味を存分に味わうことができました。
予期せぬ雨と、慌ただしい撤収

夜は湖の心地よい波の音に包まれて眠りについたのですが、朝4時頃、まさかの雨音で目が覚めました。
天気予報では降水確率0パーセントだったはずが、しっかりと雨が降っています!
キャンプではよくあることですが、今回のテントはコットン素材で防水性がなく、気づいたときには雨がじわじわ染み込んできていました。
慌てて撤収作業を行い、結局、朝7時にはキャンプ場を後にすることに───。
のんびり朝を楽しむつもりが、まさかの早撤収…。雨の中の片づけの大変さに加え、「帰ってからテントやタープを干さないといけない」という現実を思うと、少し気持ちが重くなってしまいました。


晴れ間に救われた後片付け
キャンプ場を出発する頃はまだ小雨が降っていましたが、自宅に戻るころには天気が回復。午後にはきれいに晴れてくれたので、近くの公園にテントとタープを広げて乾かすことができました。
雨撤収の後は、この「乾燥作業」が一番大事です。濡れたまま放置するとカビや臭いの原因になってしまうので、キャンパーにとっては必須の工程となります。
汗だくになりながらも無事に乾かし終えると、ようやくホッと一息。撤収の大変さを乗り越えた後には、なぜかまた「次はどこへ行こうか」と考えてしまうのだから不思議ですね。

最後に…
今回のモラップキャンプ場でのキャンプは、まさに天気に振り回された一泊二日でした。
タープの設営中は強風に苦戦し、西日には悩まされ、翌朝は予想外の雨で早めの撤収。思い描いていた理想のキャンプとはいきませんでしたが、それでも支笏湖の透き通る湖面や周囲の雄大な山々、湖畔で過ごす静かな時間はやっぱり格別でした───。
湖上に浮かぶボートやSUPを楽しんでいる人の姿は、夏の支笏湖を象徴する美しい光景です。
自然を相手にするキャンプは思い通りにならないことも多いですが、そんなハプニングも含めて楽しいものです。
むしろ後になって思い出に残るのは、そうした出来事なのかもしれません。
午後からは天気も回復してテントやタープをしっかり干すことができたので結果OKです!
さて、次のキャンプはどのような体験ができるのでしょうか〜

最後までお読みいただきましてありがとうございました〜🎵
基本情報
住所 | 〒066-0281 千歳市支笏湖温泉 |
電話番号 | tel:0123-25-2201 (予約受付:休暇村支笏湖) |
営業期間 | 4月下旬~10月中旬 |
ホーム ページ | https://www.qkamura.or.jp/shikotsu/camp/ |
チェック イン | 13:00~ |
チェック アウト | 11:00まで |
場内施設 | センターハウス、売店、常設テント、ボート乗り場 |
場内設備 | 自動販売機、炊事棟、トイレ棟、身障者用トイレ、リヤカー |
特記事項 | ゴミ回収あり(生ごみのみ)、レンタル用品あり、手ぶらキャンプあり、ペット可、貸ボートあり |
キャンセル | 予約日の1週間前からキャンセル料が発生 |
禁止事項 | 直火、カラオケ、発電機の使用、指定場所以外での花火 |
利用料金
一 泊 | デイキャンプ (10時~17時) | |
---|---|---|
大人 | 1,300円 | 1000円 |
小学生 | 700円 | 500円 |
幼児 | 500円 | 350円 |
POINT
「休暇村モラップキャンプ場」はこんなところ!
- 恵庭岳を望む絶景ロケーション
- 開放感があるオートサイトとフリーサイト
- 札幌や新千歳空港からのアクセスが良好
- 湖ならではのアクティビティーができる
- 利用料金が安い
項 目 | 評 価 |
---|---|
ロケーション (自然、景観の良さ) | |
設 備 (施設、売店の充実度など) | |
清潔度 (サイト、炊事場、トイレなど) | |
周辺環境 (近くに温泉、コンビニなど) | |
アクティビティ (遊戯施設、イベントなど) | |
総合おすすめ度 |
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